Remembrance Day リメンバランスデー
- YURI
- 2018年11月21日
- 読了時間: 2分
Remembrance Day(リメンバランスデー)は、
1918年の11月11日
に第一次世界大戦が終わったことを記念して
イギリス国王ジョージ5世によって定められた
日本でいう終戦記念日のようなものです。
イギリスではこの日に毎年各地で
戦没者追悼行事が行われています。
レスターでも11月11日に追悼行事が行われ
午前11時から2分間の黙祷が行われました。
(11月11日11時はドイツと連合国側の休戦協定が始まった時間。)

リメンバランスデーは、
赤いポピー(ひなげしの花)がモチーフで、
この時期になると
購買でご飯を買うと、
ポピーがモチーフのブローチが貰えたり

大学の建物の窓がポピーで埋め尽くされたり、

様々な場所でたくさんのポピーに出会います。
なぜ、赤いポピーなのかというと
終戦後、戦争で荒れ果てた土地に真っ先に花を咲かせたのが赤いポピーであり、
第一次世界大戦で多くの友達を亡くした
カナダの詩人、ジョン・マクレーが悲しみに暮れながら
辺り一面に咲いた赤いポピーを見て、
「フランダースの野に」という詩を書いたことが始まりだそうです。
それ以来、赤いポピーが戦死者追悼のモチーフとして使われるようになりました。
また、現代ではこのイベントに合わせて約4000万本のポピーが生産されていて
その売上が遺族への支援や平和活動に使われています。
私は11月9日の夜に教会で行われたイベントに参加してきました。
これは追悼イベントではなく、
リメンバランスデーについて学ぶイベントなので、
上に書いたような歴史を聞いたり、
戦争にまつわる詩を学んだり、
ポピーを作ったりしました!


ちなみに、グループで追悼の詩を考えるっていう時間に
私たちが考えた詩がこれです、、、(笑)

韻を重視しました。
7歳くらいの男の子に失笑されました。
「僕ならこれは発表しないな。」って言われました。笑う。
日本では第一次世界大戦より
太平洋戦争の追悼イベントの方が盛大に行われるから
私はリメンバランスデーの存在なんて全く知らなかったし、
第一次世界大戦がいつ終わったのかも忘れてたから
日本でも報道すればいいのにって思いました。
逆に、太平洋戦争の終戦日もヨーロッパで報道してほしいよね。
もうされてるのかな、、、。
日本では意識できないからこそ
なかなかない機会でたくさん学べたのでいい経験でした。
読んでくれてありがとうございました!
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